GHOST IN THE SHELLを見てきた
GHOST IN THE SHELLを見てきました。
攻殻機動隊好きなので結構楽しみにしてたんです。
ぶっちゃけララランドも見たかった。
コナンも百人一首だから見たかった。
まあとりあえずボチボチ感想を…
今までの攻殻機動隊は「高度に発達したネット社会」を題材にしていたのに対してこのGHOST IN THE SHELLは「義体化そのもの、人間とロボットの境界」みたいな今まで攻殻機動隊の世界では当然のものとして受け入れられてた義体化についてフォーカスを当てている。
もちろんSACでもそういった話はタチコマを通じてあったといえばあったのだが、もっと人間からしたらどうなのよ?と言った感じなのかな…
そして今回斬新だったのは少佐の従軍経験がないこと。
なのでハッキリ言って頼りない少佐ではある。
もちろんメスゴリラらしいところは見せるのだが、ウィザード級のハッカーという感じもないしそこは今までと結構違う。
あとは…監督はSAC見たことないんか?ってくらいSACの要素は薄い、代わりにSAC2ndGIGの香りは濃かった。
なんてたってクゼだしね…
最初少佐の乗っていた難民のボートがテロリストに襲撃されて…という話があったとき「ははーん、だからクゼか。なんとなく話の展開が読めたぞ」と思っていたら全然そんなこと無かった。
クゼが多脚戦車に撃たれそうになったとき指で鉄砲を作り打つ真似をしたのを見て東のエデンしか出てこなかったんだけど、もしかして東のエデンも見てたのかな?
さすがにこれは偶然だとは思うけど…
そうだとしたら結構なサプライズ?
ひとまずオマージュは押井版とSAC2ndGIGからいっぱいって感じでした。
あとは声優陣、これはよかった。
クゼも小山力也と変更がなかったのは嬉しかった。
というかほとんどSACと変更はありません!
でもなんか知らん女の人が入ってた…
パズどこへ行ったんや…
んで、結論としてなんですけどやっぱりSACは超えられなかったなと思いました。
尺の事を考えたら確かに比べられるものではないと思います。
しかし、純粋にただどっちの方が面白かったかと聞かれたらSACかなあと。
GHOST IN THE SHELLはやはりどうしてもハリウッド色が強く、捜査というよりはドンパチの方が目立ち、笑い男事件のような複雑に絡み合って1つの答えに繋がるあのハラハラ感というものがなかったかなあ〜と。
雰囲気だと押井版の方が近いかもしれないです。
とはいってもやはりあのメンバーでまた公安9課が見られるのは素晴らしいことです。
ぜひ皆さん見てみてください!
追記
思い出したのですが最初のゲイシャロボのところはまんまSACの1話ですね。
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